ヒナタノオトさんでのオンライン展覧会「空想の手触り」は昨日終了いたしました。
今回は展覧会へお越しいただくことが難しい遠方の方々にも同時にお届けできたような気持ちでいます。見てくださった皆様、そして丁寧にページを作ってくださったヒナタノオトさん有難うございました。始まるまでは緊張していましたが、一旦オンラインで公開してしまうと心は解放されて見てもらうことに前向きになれた気がします。そして、ヒナタノオトの稲垣さんが私の作品に対してそんな風に思っていてくれたのだなぁと、嬉しいようなくすぐったいような気持ちで家でペコペコとお辞儀をしていました。
この世界は常に変化に満ちている。
工房のカーテンを閉めて制作をするようになってから、道行く人の言葉だけが聞こえてきます。
翻弄されて嘆いていたり、愚痴も聞こえるけれど、そればかりではない。
チューリップが咲いたら、それを見て子供たちが歌を歌ってくれたり。
マスクを作ったよと配ってくれる隣人の優しい声。
カーテンの隙間から見える世の中の変化に引き込まれそうになりながらも、創作の手を止めずにいられたことが今となっては救いのようにも感じています。
創作は私にとって救いでもあるのだとやっと気づいたのです。
そして空想の世界を満たすのも世の中の変化なのだと。
Comentarios