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ええ子でおったらええもん作れん

最終更新: 4月1日



先日の朝ドラのスカーレットで、掛井先生が武志に言った言葉です。陶芸家のお話なので作家目線の言葉がいっぱい転がっていてハッとしたり、うんうん分かると頷いたりして一日をスタートしています。


ええ子でおったらええもん作れん


この言葉とは少し違うけれど、私は息子が5歳のころから


いつまでもいい子でいれないよ


と言ってきました。自分の感情を抑えてまでいい子でいなくて良い。欲しい時は全力でほしいと言えばよい。嫌な時は全力で嫌やと言えばよい。


人を押しのけて傷つけてまで勝ち取れといっているのではありません。自分の感情に素直に向き合えば、誰も妨げたりはしないでしょう。皆あなたの味方だ。そう思いながら伝えてきました。


ええ子でおったらええもん作れん 


人を感動させるものを作れない


という意味合いで言われていたと思います。人に遠慮している状態とは、きっと自分の感情を抑えていることだと思います。悲しいときは悲しいを存分に。嬉しいときは嬉しいを存分に。怒っている時はもうメラメラと怒っていいのです。だって私は私のものだから。もうしつこいぐらいに怒ります。誰にも縛られることなく。心のままに。



茨木のり子さんの詩が好きです。



「 一人は賑やか 」    一人でいるのは 賑やかだ 賑やかな賑やかな森だよ 夢がぱちぱち はぜてくる よからぬ思いも 湧いてくる エーデルワイスも 毒の茸も 一人でいるのは 賑やかだ 賑やかな賑やかな海だよ 水平線もかたむいて 荒れに荒れっちまう夜もある なぎの日生まれる馬鹿貝もある 一人でいるのは賑やかだ 誓って負け惜しみなんかじゃない 一人でいるとき淋しいやつが 二人寄ったら なお淋しい おおぜい寄ったなら だ だ だ だ だっと 堕落だな 恋人よ まだどこにいるのかもわからない 君 一人でいるとき 一番賑やかなヤツで あってくれ




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