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  • 執筆者の写真yasuyo

くまのかぁさんのお家の制作③



ブログが1月から止まっていました。気がつけば桜のシーズンも終わり舞いあがれ!も終わり新しい朝ドラ「らんまん🌸」がスタートしています。今回のオープニングのコマ撮りは実際の風景の中で撮られていて、空の移り変わりや落ち葉の動きまで自然を利用した素敵なアニメーションですね。主人公が野原を自由に飛んでいるような表現も牧野先生っぽいですよね。


小さな主人公がご神木のところで天狗に出会い自分の辛い気持ちを伝えるシーンがありました。「生まれてこんほうがよかったじゃがと」と言った万太郎に天狗は


「生まれてこんほうがよかった人らぁ、一人もおらんぜよ。いらん命らぁ一つもない。この世に同じ命らあ一つもない。みんな自分の務めを持って生まれてくるがじゃき」

そして「己の心と命を燃やして、何か一つ、事をなすために生まれてくるがじゃ。誰に命じられたことじゃあない。己自身が決めてここにおるがじゃ」「おまんも大きゅうなったらなんでもできる。望む者になれるがやき」


己の心と命を燃やす


私はいったい何に心と命を燃やしてきたのでしょうか。振り返ってみれば木彫りのようにも感じますが、それは表現という手段であり一番大事にしてきたことはやっぱり家族だと思います。家族という題材を多様性も含めて一生懸命に考えながら生きていく。正しいではなく、大事にしていきたいこと、人とのつながりのような事をテーマにしていこうと思っています。日常に溢れる優しい時間も、教訓のような経験も織り交ぜながら自分のペースで心と命を燃やしていけたらいいなと思っています。






食器は木の粉でできた粘土で形を作り着色、模様をつけました。屋根裏、天井、床は板張りにするために木を薄く切って不揃いになるように小刀でいびつな形にしました。建具も小さな丁番で設置して開け閉めがスムーズになるようにしました。家具もくまの父さんが作ったイメージでザックリとしたデザインにしました。くまの父さんがいつか登場するために家の中にノコギリも仕込んでおきました(笑)



くまのかぁさんは大きいイメージでしたが、いざ生活をしている前提で設計をすると家が大きくなりすぎてしまします。くまのかぁさんが小さく感じてしまいますので、少しでも狭そうに生活をしてもらうために一階は吹き抜けではなく天井を設けて屋根裏で寝れるようにしました。


お布団や枕は綿ではシックリとこなかったので蕎麦殻にしてみました。フワフワせず少し重さがある方が落ち着いたように感じます。

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