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執筆者の写真yasuyo

描きたいのは暮し

蕾さんでの「RED CHECK CIRCUS」の作品展が先日終了しました。最終日もお天気にめぐまれ神戸の街を眺めながらいろんな話に花が咲きました。蕾さんとは下鴨神社の森の手作り市で出会ってから8年が経ちますが今でもキャッキャと笑いあえる関係なのが本当に有難いことです。





7月からサーカスをテーマに彫り続けて私は気づいたことがあります。彫っている時、そのモチーフに問いかけます。どんな食べ物が好きで、どんな性格で、どんな服装をしていて、、、と形になる為の一人一人にあるバックグラウンドを想像するのです。そうして想像していくと更にサーカス団はチームですので、誰と誰が仲良しでペアになるのか?とか、団長は団体の中ではどんな存在なのだろう?とか考えるようになりました。そうするとチームとして成立するためには、サーカスの公演が終わった後の楽屋裏が気になってきます。



お腹が空いたらどうするんだろう?みんなで食べるの?夜はだれと眠るの?疑問を空想で一つ一つ埋めるように物語が生まれてきます。最後に制作した↑の作品はそんな彼らの暮しを垣間見たような「食卓」です。皆で今日の出来を評価したり反省したり、誰かが全然関係ない話をしては皆で一緒に脱線したりして愉快で賑やかなイメージで制作しました。 今回の制作で改めて気がついたことがあります。それは、登場人物の垣間見たい「暮しぶり」を私は描きたいのかもしれないということです。これから熊の母さんのアニメーション制作に入りますが、今回の気づきは私にとってとても大きな収穫でした。またここでも少しずつご紹介させてもらいたいと思います(*^^*)


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