先日の朝ドラのエールでの梅ちゃんが引用した芥川龍之介の言葉が何だかスッキリしたのです。
「運命は偶然よりも必然である。
運命は性格の中にあるという言葉はけっして等閑に生まれたものではない」
運命のイメージは「これって運命♡」というような偶然起きた降ってきたような言い回しに使われていると思うのですが、もしも何かが降ってきたとしてその後の行動によって私はその運命は変わってくるのではないのかなと思ってます。
A or B
降ってきたものを拾うのか知らないふりをして通り過ぎるのかで運命は変わる。
歩いていたら道が二つに分かれている。どちらの道を歩むのか。
それは日常に溢れていて、朝ご飯を食べるのか食べないのか。
人生は常にA or Bでできていて選ぶのは私。
AorBを間違えたことに気がついたとき、軌道修正するためにまたAorBを選らびます。
軌道というのは一点の光に向かう道のようなもの。
一点の光というのは人によって様々で家族の幸せであったり、100m走のタイムを0.1秒縮めることだったり、ピラミッドの謎に考えを巡らせたりと。子どもたちが成長しまた幸せな家族を作ること、0.1秒縮まったことに皆と大喜びすること、大昔の国王が何を食べていたのかが分かって、なーんだアーモンドか!と笑ったり。
それは、誰かと誰かが顔を向き合わせて微笑み合うことに繋がっていて、やがて皆の一点の光は同じ光だったと気付くのです。
一人で何かに夢中になることはごく自然なこと。でもそれは、やがて他者を幸せにすることに繋がってる。
AorB に迷ったとき、それは他者を幸せにできるかどうかということよりも、私が喜ぶかどうかということが実はとても肝心だということです。
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