top of page
執筆者の写真yasuyo

カーテンをあけて

今日、昨年4月からの集大成を無事にyamneさんへ発送しました。長かった道のりも一歩一歩を確実に吟味しながら進んできました。最初のころはノンビリと構えていて、本当にできるのかな?アニメーション。。。と半信半疑のまま半年が過ぎていたように思います。初めての事ばかりで、石橋を棒で叩きながら渡るようなそんな恐る恐る歩く気持ちでいました。まりえちゃんとの距離感もお互いに探りながらでしたので、遠慮もあったり、でもここは。。。と譲れない部分もあったりでお互いの考えを言い合いながら徐々に距離を縮めていた気がします。一人の作品展ではないのだから、半分は彼女のもの。でも半分は私のもの。そう言い聞かせながら押したり引いたりしているうちに、ここは変かな~どうかな~と思っているところを彼女はズバリと言ってくれる。やっぱりそうか。。と葛藤しながら、心をしずめてもう一度やり直したり。一人ではまぁいいかと思っていたかもしれない。その先の奇跡はそれでは起きないのだと、何度もそんな体験に遭遇しながら制作をしてきました。



今、制作で使ったものをすべてを送り終えて、アトリエはアニメーションをする前の状態に戻っています。大きく違うのは遮光カーテンがないこと。アニメーションは照明で雰囲気を作ります。外からの太陽光は時間と共に変わってしまうので一切遮断しなければいけませんでした。遮光カーテンを付けた頃は、真っ暗なアトリエが怖くて息苦しくも感じていたのですが、慣れていくうちに静かな洞窟の中にいるような籠るには丁度いいぐらいに最近では思えてきました。カーテンを外してみると、アトリエはこんなに明るくて外とこんなに近かったかな?と思う程まえのアトリエの雰囲気を私はすっかりと忘れてしまっていました。


今後は、アトリエと撮影を分けて制作していきたいと思っています。2年前に作った屋根裏部屋が誰にも使われていないので、そこをstudioきりかぶにしようかなと考えています(*^^*)

閲覧数:49回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page